キャンドルの灯し方・育て方とは?飾るだけじゃもったいない!
キャンドル人気が高まって、手軽にキャンドルは購入できますが、その後はどうしていますか?
飾るだけでしょうか?
そのうち退色したり、埃をかぶったりして捨ててしまう方も多いかもしれません。
でも、それってすごくもったいない!
キャンドルは飾るだけではなく、灯すものだから・・・。
灯した時に一段と美しくなるんです。
あなたもキャンドルの灯し方・育て方を知って、素敵な癒しの時間を過ごしてみませんか?
キャンドルの灯し方
まずは、この5つを準備!
・お気に入りのキャンドルを見つける
・キャンドルを乗せるお皿などを用意する
・灯す場所の確保
・ライターかマッチ
・芯を切るハサミ
キャンドルを乗せるお皿
一般的なキャンドルの形は円柱のものですが、円柱の太さも様々です。
また、動物の形や、デザートの形のように多種多様な形のキャンドルがあります。
お気に入りのキャンドルを手に入れたら、そのキャンドルよりも一回り以上大きなお皿を用意してください。
お皿の役割は溶けたロウの受け皿ですので、耐熱のお皿があれば良いですが、普通のお皿や、板、アルミ箔でも代用は可能です。
太さのある円柱のキャンドルを灯す場合はお皿は無くても構いませんが、長期間飾る場合には棚やテーブルに張り付いてしまう事があるので、置く場所とキャンドルの間に何かを敷いておいてください。
キャンドルを灯す場所
キャンドルを灯す場所を整えます。
キャンドルを灯す場所の近くにカーテンや布、紙など燃えそうな物はありませんか?
キャンドルを灯す場所にエアコンの風が当たりませんか?
キャンドルを灯す場所は傾いていたり、不安定な場所ではありませんか?
安心、安定してキャンドルを楽しむためにも、キャンドルを灯す場所を整える事は大切です。
キャンドルの芯の調整
場所が決まったら、芯をハサミで切って調整します。灯すのに適切な長さは5ミリから7ミリ程度です。
長すぎると炎が長くなり、黒いススが発生しやすくなります。
また、短すぎると炎が消えてしまうことがあります。
芯の長さをは5ミリから7ミリ程度に調整したら、芯の根元にライター等で火を点けます。
火が大きすぎると感じた場合は、一度消してから芯を少し短くして、もう一度点火してください。
火が小さすぎて消えそうな場合、または消えてしまった場合は、芯の周りの溶けたロウを紙コップやアルミ箔に捨ててから、もう一度点火してください。
キャンドルの育て方
キャンドルに火を点けている間、ずっと眺めている必要はありませんが、キャンドルの灯りを美しく保つためにはメンテナンスが必要な場合があります。
このメンテナンス作業をキャンドルを「育てる」と言います。
キャンドルを灯す時間
キャンドルの形が細く、たらたらと溶け落ちていくタイプでなければ、1~2時間は連続して灯してください。
短時間で消すことを繰り返すと、溶ける部分の直径が小さくなり、キャンドルの周りが残りすぎてしまいます。
周りが残りすぎると、キャンドル自体の燃焼時間が短くなりますし、炎の明かりも外へ漏れにくく、明るさと美しさが物足りなく感じると思います。
毎回長く灯すのが難しい方は、たまにで良いのでゆっくり1、2時間灯してください。
1、2時間灯している間に芯が曲がってしまった場合は、一度火を消してから芯を真っ直ぐに戻してください。
芯が真っ直ぐに保てていると、ランタンのように一定の幅で周りを残してロウが溶けていきます。
好きな模様や気に入った色の大切なキャンドルは、キャンドルとしての役目を終えた後も、注ぎ足したり、そのままインテリアとして飾っておけます。
初めは面倒に感じるかもしれませんが、難しい事ではないので、キャンドルの育て方を是非実践してみてください。
キャンドルの消し方
キャンドルを勢い良くふうっと吹き消すと、溶けたロウが飛んだり、煙の嫌な臭いがします。
お祝いなどでケーキにさしているキャンドル以外は、吹き消さずにキャンドル消火専用のアイテムやピンセットを使うことをお勧めします。
ウィックディッパー
ウィックディッパーやピンセットは、キャンドルの芯を溶けたロウに倒して火を消す道具として使用します。
倒した芯は必ず起こしてください。
キャンドルの芯を溶けたロウに倒すことにより、火を消した際の煙を最小限に抑えます。
芯をロウに倒した際にロウが芯に染み込み、次に灯す時に火がつきやすいというメリットもあります。
キャンドルスナッファー
キャンドルスナッファーと呼ばれるベル型のロウソク消しは、ベルのカップ部分で炎を覆って火を消すタイプの道具です。
空気を遮断して火を消すので、ロウ溜まりに芯を倒せない直径の小さなキャンドルにお勧めです。
ウィックトリマー
ウィックトリマー(芯切りバサミ)は、消火後にキャンドルの芯をカットしてキレイな状態をキープするために使用します。
次の着火に不必要な燃えた芯を切り取り、芯の長さは5ミリから7ミリ程度に保っておきましょう。
ハサミでも代用可能ですが、キャンドルを育てていく過程で、奥深い位置まできた芯を切るのに適しています。
キャンドルを消火した直後は、溶けたロウで火傷をしないように、しばらくは動かさないようにしてください。
ここまで知っていれば、あなたはキャンドルの灯し方、育て方のプロですね。